2015年10月19日月曜日

「取り調べは原則黙秘」…死刑弁護の手引が波紋

 死刑求刑が予想される事件の弁護活動について、日本弁護士連合会がまとめた手引が波紋を呼んでいる。

 否認事件などで被害者の裁判参加に反対するよう求め、取り調べで「原則黙秘」を打ち出しているためだ。日弁連内部にも異論があり、犯罪被害者を支援する弁護士団体は19日にも抗議声明を出す。

2015年10月9日金曜日

児童虐待 8万件突破 24年連続増、前年度比20.5%増

 全国の児童相談所(児相)が平成26年度に対応した児童虐待の件数(速報値)は前年度比20・5%増の8万8931件で、過去最多を更新したことが8日、厚生労働省のまとめで分かった。調査を開始した2年度から24年連続で増加を続けており、初めて8万件を超えた。

2015年10月2日金曜日

琉大法科大学院が健闘 15年度司法試験、6人合格

 琉球大の法科大学院(LS)が健闘している。2015年度司法試験では6人の合格者を出し、設置9年で48人となった。15年度の合格率17・1%は全国74校中21位だった。6人中5人は県出身者で、3人は琉大法文学部の卒業生だ。志望者の減少で全国的にLSの統廃合や募集停止が続く中、琉大関係者は「小規模校でも成果を残し、沖縄で法曹養成の機会を提供するという設立の理念を実現している」と話している。