2015年9月16日水曜日

「痴漢冤罪保険」に歓迎と困惑の声

ジャパン少額短期保険は9月10日から、電車などで痴漢に間違われた際、弁護士にすぐに助けを求めることができる弁護士保険を販売することを発表。ネット上では歓迎と困惑の声が漏れている。

今回発売される保険は、日本少額短期保険協会が今年2月に実施した「第1回保険おもしろミニ保険大賞」の結果を反映したもの。痴漢と間違われた男性は、その場で弁護士と通話して適切な対処方法のアドバイスを受けることができる。

 鉄道会社が次々と女性用車両を設け、駅構内や車両内に啓発ポスターを掲示するなど、痴漢撲滅に対する社会的要請は高まっている。しかし、痴漢を働いたとして逮捕された男性が、その後無実を訴えるケースも多く、痴漢冤罪を扱った周防正行監督の映画『それでもボクはやってない』(2007年公開)は、数々の映画賞を受賞するなど、大きな話題となった。

それゆえツイッターには、

「これは入りたいかも」
「必要不可欠ですなこれは」
「笑いごとで済めばいいが、『明日は我が身』かもと考えると割と真面目に検討したくなる」
「電車に乗る時はなるべく女性のそばには寄らないとか気をつけてはいますが、検討してみるかな」

など、保険の発売を歓迎する声が続々と多くあがっている。ただし、

「痴漢やるやつが逆に使ってきたらやばいな」
「本当の痴漢がこぞって入るような気がするけど、どうなんでしょう」

と、保険の穴を指摘する意見も寄せられており、

「なんちゅう世の中だよ……」
「嫌な世の中だなあ」

のように、そもそもこのような保険が必要となっている社会を憂える声も登場。なお同社は、女性が痴漢被害にあった際に弁護士からアドバイスを受けられる保険も、同時発売するそうだ。

参照:web R25

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