大阪弁護士会所属の男性弁護士が訴訟を起こしたように見せ掛け、大阪地裁の判決文などを偽造した疑いがあることが11日、分かった。訴訟を依頼した大阪府内の建設会社が着手金など約1700万円をだまし取られたとして、損害賠償を求めて提訴。「判決文」の日付に在籍していなかった裁判官名が記載されているものもあり、同地裁は捜査機関に相談した。
11日に大阪地裁で第1回口頭弁論があり、男性弁護士は出席せず、請求棄却を求めた。
訴状などによると、建設会社と同社社長は、損害賠償や遺言無効確認の訴訟のため、2005~10年に約1700万円を弁護士に支払った。弁護士は社長の問い合わせに、「事件処理は順調に進展している」と答え、偽造した大阪地裁や同地裁堺支部の判決文や決定文計4件の写しを渡したという。
参照:産経新聞
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