成年後見人として管理していた認知症女性(96)の財産から現金約4200万円を着服したとして、警視庁捜査2課などは2日、業務上横領容疑で、元弁護士渡部直樹容疑者(48)=東京都千代田区三番町=を逮捕した。同課によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は2011年10月~14年9月、東京家裁から成年後見人に選任され、管理していた都内の女性の銀行口座などから現金約4200万円を横領した疑い。
同課によると、この女性が入居する介護施設費の未払いなどから、着服の発覚を恐れた渡部容疑者が昨年10月、警視庁に自首したという。
同容疑者は、都内に住む別の認知症女性(83)の現金も着服していたとみられ、横領総額は計約9000万円に上るという。着服金は遊興費などに充てられていた。
参照:時事通信
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