2013年8月8日木曜日

“稼ぐ妻”益若つばさ、慰謝料請求は妥当 結婚&離婚解体

 夫婦が離婚をする際の決定的な理由を知っていますか? 私のこれまでの経験では、離婚理由のトップ3は「性格の不一致」「浮気」「金銭問題」。ところが、それは表面上のことであって、本当のところは夫婦にしかわからないことが多いものです。

 「真実はすべて墓場まで持っていきます」と離婚の真相を語ることを拒否する宣言をツイッターでつぶやいたのは、モデルの益若つばささん(27)の元夫で元モデルの梅田直樹さん(30)。この梅田さんの発言により、「二人が離婚を決めた背景には、重要な秘密が隠されているのではないか?」と、かえって世間やマスコミの憶測が広がるきっかけになってしまいました。

 たしかに、梅田さんの発言はいかにも何か他言できない夫婦の事情が隠されているようにも受け取れるのは事実。売れっ子の益若さんの浮気疑惑が持ち上がっても不思議ではない状況になってしまったと思います。

 その後、テレビ番組で益若さんは自身の不倫疑惑を払拭すべく、「墓場に持っていく」とは「今後は夫婦のことをネタにしない」という意味だったと釈明しました。

 さらに、益若さんの不倫疑惑に追い打ちをかけるような報道もありました。というのも、妻である益若さんのほうが、夫の梅田さんに高額の慰謝料を支払ったというのがそれ。一部のスポーツ紙では、慰謝料の金額が3000万円ともいわれており、これが事実だとすれば、益若さんの不貞行為に対する梅田さんへの口止め料だとみなす人がいても不思議ではありません。

 いずれにしても、二人には子どもがいることもあり、衝動的な離婚でないことはたしか。結局のところ、離婚にいたるまでの真相は二人だけにしかわからないというのが現実のようです。

 また、今回の報道のなかには「梅田さんが益若さんに財産分与を請求した」というものもありました。このニュースに、「男のクセに女にお金をせびるとは最低!」「妻のほうが稼いでいるからってヒドい!」と梅田さんに対して反感を持つ人も多かったと聞いています。

 ですが、実は今のご時世、離婚の際に“稼ぐ妻”に夫が財産分与の請求をするのは当たり前になっています。

 仮に、夫の稼ぎがゼロだったとしても、その夫が家事や育児をしていたりすれば、家庭を守っていることになるために「内助の功」として認められます。つまり、「夫が家のことをやっていてくれるおかげで、妻は安心して外で働くことができる。したがって、たとえ夫に収入がなかったとしても、妻が築いた財産は夫と分けることができる」ということになるわけです。

 極端な話、上記のような事情があれば、弁護士のもとへ行っても「あなたの権利ですので、妻に主張してください」と言われるほど、財産分与の請求は一般的になってきているのです。

 益若さん夫婦の場合も、もしかしたら益若さんがテレビで活躍している間は、梅田さんが家事を担ったり子育てを積極的にしていたのかもしれません。そうなると、妻の仕事を応援していた対価として財産分与の恩恵に預かれるのは当然のことといえるでしょう。

 一般的に、稼ぐ妻を持つ夫は、金銭面とメンタル面で複雑な心境にならざるを得ないケースが多いようですが、はたして益若さん夫婦はどうだったのでしょうか。興味深いところですね。

参照:夕刊フジ

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