2013年8月21日水曜日

芸能人装う「サクラ」サイト、詐欺被害者 運営14業者を告訴

 芸能人やその関係者などを装う「サクラ」を使い、出会い系サイトなどの利用料金をだまし取られたなどとして、東京都や神奈川県に住む20~70代の男女9人が20日、詐欺罪で、サイトを運営する14業者に対する告訴状を警視庁に提出した。9人の被害総額は約1860万円。

 被害対策弁護団によると、これまでに確認されているのは、アイドルグループ「嵐」の桜井翔さんのマネジャーを名乗る人物が「(桜井さんが)精神的に疲れているので話をきいてほしい」とメールで持ちかけて出会い系サイトのURLを送信し、サイトへ誘導するなどの手口。

 ほかにも、資金援助を申し出てサイト内でのメール交換を重ね、多額の利用料を請求するケースなどがあった。

 9人のうち被害額の最高は約470万円で、弁護団の石渡幸子弁護士は「クレジットカードや電子マネーで簡単に利用料の支払いができるため、被害が拡大しやすい」としている。

 出会い系サイトをめぐっては、警視庁が6、7月、サイト運営会社の社長らを詐欺容疑で逮捕している。
 
参照:産経新聞

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