8日午後6時半ごろ、京都市上京区丸太町通河原町東入ル一筋目下ルで、「アイスピックで人が刺された」と110番があった。上京署員らが駆けつけると、元京都弁護士会長の彦惣(ひこそう)弘弁護士(66)=左京区=が、腹から血を流して倒れていた。近くにいた男が「自分が刺した」と認めたため、同署は傷害の疑いで男を現行犯逮捕した。彦惣弁護士は命に別条はないという。
上京署によると、男は南区吉祥院新田下ノ向町、無職密城(みつぎ)秋男容疑者(60)。調べに対し「刺したのは間違いない。弁護人が来ないと話せない」と供述しているという。
上京署の説明では、凶器は長さ23センチのアイスピックのような刃物で、腹を2カ所刺したとみられる。同署は、彦惣弁護士との間でトラブルがなかったか調べている。
近くに住む女性(64)は「騒ぎを聞いて駆けつけると、男が『相手が謝らないからこんなことになる』としゃべっていた」と話した。
彦惣弁護士は2004年度に京都弁護士会長を務めた。現在は立命館大法科大学院教授。
参照:京都新聞
0 件のコメント:
コメントを投稿