裁判官などの法律家をめざす人が受験する司法試験が15日、東京、大阪など全国7都市の計11会場で始まった。
法務省によると、受験者数は7653人(速報値)で、昨年(8387人)に続き、2年連続で減少した。試験は4日間行われ、合格発表は9月10日。
法科大学院修了者が受験する新司法試験が2006年に始まってから増加していた受験者数は、昨年初めて減少に転じ、今年は減少幅がさらに広がった。合格率の低迷で法科大学院の入学希望者が減ったことなどが、受験者数の減少につながったとみられる。
一方、法科大学院を修了しなくても、合格すれば来年以降の司法試験の受験資格を得られる「予備試験」は5月19日から始まる。予備試験の出願者数は過去最多の1万1255人で、法科大学院離れが顕著になっている。
参照:読売新聞
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