歌手、美川憲一(67)の一方的な独立で経済的損失を受けたとして、前所属事務所が美川と現個人事務所を相手取り、総額約2億1445万円を求める損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が25日、東京・霞が関の東京地裁で開かれた。
この日は原告側のみが出廷。2012年9月に独立した美川に、ステージ出演料など独立しなければ前事務所に入るはずだった計2億1445万7464円を請求した。
編曲にかかった手数料やNHK紅白歌合戦で着用した衣装代も含まれ、地裁は、原告側に著作権を証明するため譜面などを提出するよう指示。編曲手数料の対象楽曲は69曲で「さそり座の女」も含まれる。
関係者によると、美川側の弁護は、弘中惇一郎氏(68)が代表弁護士を務める「法律事務所ヒロナカ」が担当するという。弘中氏はロス疑惑の三浦和義氏をはじめ、郵便不正事件での村木厚子・厚生労働省局長(当時)の無罪を勝ち取った敏腕弁護士として知られる。
次回は4月21日、非公開で弁論準備が行われる。
参照:夕刊フジ
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