2014年2月10日月曜日

<相続>30代以上の約7割が準備に関心 50代で高まる傾向

 2015年の税制改定実施により相続税課税対象者拡大が見込まれるなど、「相続」について注目が高まる中、三菱UFJ信託銀行が行った調査で、30代以上の男女の約7割が相続準備に関心があることが明らかになった。また、「遺言作成は考えていないが、何かしらの準備をしておくべき」と回答した40代は37.7%だったのに対し、50代では50.8%と13.1ポイント高くなっており、50代で相続意識が高まる傾向にあることもわかった。

  調査は、13年12月に500万円以上の金融資産を保有する30代140人、40代231人、50代250人、60代265人、70代以上114人の男女計1000人を対象にインターネットで実施。相続準備に関する意識について聞いたところ、「遺言を作成した上で、資産承継について準備しておくべき」という回答が18.9%、「遺言作成は考えていないが、何かしら事前に準備をしておくべき」は48.9%で、合わせて67.8%に達した。「特に何も考えていない」は32.2%だった。

 弁護士の長家広明さんは「相続に関しての関心は近年大変高まっている。(15年の)相続税改定によって、今まで税金がかかっていなかった方も他人ごとではなくなるので、若い方もこれを機会にぜひ考えてほしい」とコメントしている。

参照:毎日新聞

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