昨年1年間の「なりすまし詐欺」被害が111件(前年比17件増)、約4億7079万円(同1億5363万円増)に上り、現行の統計方式となった2010(平成22)年以降で最悪の被害となったことが5日、県警のまとめ(速報値)で分かった。
1日に約129万円が被害に遭っている計算となる。県警は「電話で現金を要求されたら『詐欺』。すぐに家族や警察に相談を」と呼び掛けている。
県警によると、手口や被害が多かった「息子や孫を名乗った」犯行が31件、1億1025万円、「警察官や弁護士などになりすました」犯行は7件、4849万円、「有料サイト利用名目」は13件、2996万円、「名義貸しなど違約金など要求」は21件、8598万円だった。
銀行など金融機関での未然防止も74件(同43件増)、約2億2647万円(同1億2712万円増)で過去最高を記録。オレオレ詐欺とみられる不審電話も、同677件増の1208件に上った。
参照:福島民友新聞
0 件のコメント:
コメントを投稿