2014年5月29日木曜日

「リーダー」持ち上げ低賃金 ブラックバイト、1日に無料相談

 サービス残業の強要や低賃金など労働者を酷使する「ブラック企業」が社会問題化する中、大学生らアルバイトにも悲惨な労働環境が広がっていることを懸念し、京都の若手弁護士らでつくる「青年法律家協会京都支部」が6月1日、初の無料電話相談「ブラックバイト・奨学金ホットライン」TEL075(223)3020を行う。


  同支部によると、「ブラックバイト」とは学生の立場を尊重しない働かせ方を指す。奨学金返済などを背景に「バイトリーダー」「パート店長」と持ち上げられて低賃金や長時間労働、ノルマを強いられ、学生生活に支障をきたす事態があるという。大学が集中する京都で実態把握を進め、未払い賃金や休暇の請求方法など現状の改善策を伝えるために企画した。

  当日は午前10時~午後8時、大学生や社会人を対象に弁護士と司法書士、労働者支援のNPO法人会員らが相談に応じる。問い合わせは京都第一法律事務所の寺本憲治弁護士TEL075(211)4411。

参照:京都新聞

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