TBS系の連続ドラマ「半沢直樹」で大ヒットを記録した堺雅人(39)が型破りな腕利き弁護士を演じるフジテレビ系連ドラ「リーガルハイ」の9日の初回放送視聴率が「半沢―」や「家政婦のミタ」「あまちゃん」などの初回を超える21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。第2話以降も勢いを持続し、平成以降最高となった「半沢―」の42・2%超えを目指す。
「半沢直樹」の勢いをそのままに、堺雅人が弁護士を演じる「リーガルハイ」がロケットスタートを決めた。番組開始の午後10時こそ16・6%だったものの、2分後には20%を突破。瞬間最高視聴率は終盤、11時17分の23・5%。平均で21・2%と昨年4月期に放送された前作の初回(12・2%)を大幅に上回った。
堺が演じる、優秀だが偏屈でオーバーアクションで超わがままな弁護士・古美門(こみかど)研介と、新垣結衣(25)演じる、正義感が強いが融通の利かない黛真知子の凸凹コンビが繰り広げる法廷コメディー。悪と闘う銀行員の半沢とは違い「笑い」の要素も取り入れられている。髪の分け目も逆だ。第1話では黛真知子と「やられたらやり返す」「甘ーい。やられてなくてもやり返す。身に覚えのないやつにもやり返す。だれかれ構わず八つ当たりだ」と、「半沢―」のパロディーも盛り込んだ。
関係者は「半沢効果は少しはあると思っていたが、20%は予想していなかった。前作は15%も超えていなかったのに。ほっとした」と、胸をなで下ろした。成河広明プロデューサーは「こんなに多くの皆様にリアルタイムで見ていただき、キャスト、スタッフ一同本当に感謝しています。このうれしさを糧に、2話以降も楽しんでいただけるよう頑張ります」とコメントした。
「半沢―」「家政婦のミタ」「あまちゃん」など近年の“怪物ドラマ”の初回視聴率に完全勝利。来週の第2話で、初回を超える数字をたたき出すことができれば、40%超えの大ヒットが現実味を帯びてくるといえそうだ。
参照:スポーツ報知
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