2013年10月31日木曜日

グーグルに氏名入力で犯罪連想、名誉毀損でない

 グーグルの検索サイトで、自分の氏名を入力すると犯罪を連想させる単語が一緒に表示され、名誉を傷つけられたとして、東京都の男性が米グーグルに表示の削除などを求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(井上繁規裁判長)は30日、名誉毀損(きそん)に当たらないとした1審・東京地裁判決を支持し、男性側の控訴を棄却する判決を言い渡した。

 男性の代理人の弁護士によると、男性側は、検索サイトに氏名と過去に犯罪を起こした団体名が並んで表示され、精神的苦痛を被ったと主張したが、高裁は1審同様、「表示された氏名と団体名が関連づけられてはおらず、名誉毀損は成立しない」などと判断したという。
 
参照:読売新聞

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