長時間労働など労働法規を無視した「ブラック企業」問題で、弁護士やNPOが20日午後6時から21日午前2時まで電話相談「真夜中のブラック企業ホットライン」を実施する。仕事に追われて日中は相談できない人が多いため、真夜中まで相談に応じる。
実施するのは、「ブラック企業被害対策弁護団」(代表・佐々木亮弁護士)とNPOや弁護士、学者などで作る「ブラック企業対策プロジェクト」の2団体。先行実施した北海道の電話相談では、午後11時以降に電話が集中、午前2時までに18件の相談があった。
別の電話相談では、小売店で働いていた20代の女性が、長時間労働で精神疾患を発症し退職を申し出たが、会社は退職を認めず、新人の採用が決まった途端に解雇。休んだことで損害賠償まで請求されたケースもあった。佐々木弁護士は「自分の働き方がおかしいのではとちょっとでも疑問に思う人はぜひ相談してほしい」と話している。
相談は無料。相談電話は(03・3580・6110)へ。問い合わせは代々木総合法律事務所(03・3379・5211)。
参照:毎日新聞
0 件のコメント:
コメントを投稿