31日に退官する竹崎博允(ひろのぶ)・最高裁長官(69)の後任となる第18代長官に、寺田逸郎・最高裁判事(66)が就任することが内定した。竹崎長官が6日、寺田氏とともに安倍晋三首相を訪ねた。近く閣議で正式に指名を決定し、天皇が任命する。
長官交代は2008年11月以来で、10代続けて裁判官出身者となる。任期は18年1月まで。
寺田氏は京都府出身で東京大法学部卒。1974年に判事補に任官した。05~07年に法務省民事局長を務めるなど通算20年以上にわたって法務行政にかかわり、借地借家法の立案や司法制度改革に携わった。10年12月に広島高裁長官から最高裁判事に就任した。
寺田氏の祖父、父とも裁判官で、父治郎氏(故人)は第10代長官。初の親子2代の最高裁長官となる。
竹崎長官の任期は7月まであるが、健康上の理由により今月末で退官することが決まっていた。
参照:毎日新聞
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