2013年11月5日火曜日

広告代理業者を領収書偽造、4400万円脱税容疑で告発 東京国税局

 法人税約4400万円を脱税したとして、広告代理業「シンコー」(東京都千代田区)と大村常雄社長(55)が法人税法違反罪で、東京国税局から東京地検に刑事告発されていたことが5日、関係者への取材で分かった。大村社長の弁護人によると、すでに修正申告手続きを進めており、一部を納付したという。

 関係者によると、大村社長は金券ショップが発行した領収書を偽造して架空の広告宣伝費を計上。さらに知人女性に預金口座を開設させ、給与支払いを装って入金するなどの手口で、平成23年6月期までの3年間で約1億5千万円の法人所得を隠し、約4400万円を脱税した疑いが持たれている。

 隠した所得は、住宅ローンの繰り上げ返済などに充てていたという。民間信用調査会社によると、同社は5年設立で、24年6月期の売上げは約3億円。
 
参照:産経新聞

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