実在しない国の融資制度をかたり、広島市の弁護士の男性(87)から巨額の現金をだまし取ったとして、広島県警捜査2課などは7日、大阪市淀川区東三国2、無職、間崎通郎容疑者(72)を詐欺容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2007年1月、男性に架空の中小企業向け融資制度を持ちかけ、「内閣府から100億円以上の融資を受けるには多額の経費が必要。後で倍にして返すので、援助してほしい」などとうそをつき、300万円をだまし取ったとされる。間崎容疑者は「借りただけで返すつもりだった」と容疑を否認しているという。
同課によると、男性は間崎容疑者と知人を介して知り合った直後の01年3月から11年6月までの間、431回にわたって計3億6000万円を渡しており、時効分を除いても総額2億円以上がだまし取られたとみて調べる。
間崎容疑者は建築会社社長を名乗るも、昨年から会社は経営実体がなく、受け取った現金は「会社の運営資金や遊興費に使った」と供述しているという。
参照:毎日新聞
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